錦秋の東北へ(1)
蔵王山・吾妻山・磐梯山・安達太良山&五色沼散策

H21年10月12日〜17日(3名)
もうすぐ高速は無料になるらしいけど……休日、祝日1000円を利用して奈良から名神〜北陸道〜磐越道〜東北道白石ICまで¥1900、宿泊地の遠苅田温泉まで約790kmを走り(所要時間は9時間半)東北の4座と五色沼を散策しました。
今回の山旅は連日秋晴れ、山麓は錦秋に染まり智恵子抄の「ほんとうの空」でした。

蔵王山(熊野岳1841m) 10月13日

山名の由来は遠く天武天皇の時代に僧行願が奈良吉野の金峰山から蔵王権現を迎えて祭ったので蔵王山と呼ばれるようになった、と言うことで奈良県人としては大変身近に感じられます。主峰は熊野岳(1841m)丸くて広い山頂です。
蔵王エコーラインはカーブを曲がる毎にグングン高度を上げすさまじい噴火の跡を目の当りにします。途中の滝見台からは落差の大きい三階滝と不動の滝が見られ絶景なのですが、非常に風が強くてカメラも風にあおられてブレてしまい、よろけそうですぐに下りて来ました。
エコーラインから蔵王ハイライン(有料)に入り苅田駐車場へ駐車します。(熊野岳への最短コース)


(中央熊野岳)

ここからさえぎる物のない蔵王の主峰が見えています。火山岩と溶岩と噴火跡など荒々しいけれど山の形は丸くて広くて噴煙もなく今日は硫黄臭もありません。
風さへなければとても穏やかでまぁるく、ひろ〜い蔵王です。
五色岳とお釜
五色岳と大きな口を開けた深いエメラルドグリーンのお釜です。風が吹き荒れているのに水面はまるで鏡のようでした。
馬の背と呼ばれるだだっ広い稜線を行き石積みの避難小屋で一息入れて最高峰熊野岳へ向かいます。
道に沿って高い杭がずっとあります。こんな地形はガスや雪で視界が悪くなった時、杭がないと何も目印がないので怖いです。


(避難小屋から苅田岳 遠景南蔵王の山)

ここにも避難小屋があり熊野神社と斉藤茂吉の歌碑があり、南蔵王の山々が美しいラインを描いています。


(熊野岳山頂)

地蔵山まで足を伸ばし引返します。
苅田駐車場は観光バスが続々と到着し、お釜まで観光客の行列でした。(大変軽装の人が多かったです)
今日は白布温泉泊です。民宿泊でしたが夕食は米沢牛の焼肉!グーでした。
コースタイム
苅田P 7:55→避難小屋 9:13→熊野岳 9:40→地蔵山 10:16→苅田P 11:50

吾妻山(西吾妻山2035m) 10月14日

白布湯本駅からロープウェイとリフトを乗り継いで北望台(リフト終点)まで行きます。
リフトから眼下は燃えるような紅葉、あちこち忙しくパチパチ撮りましたが、ココッと思うといつもリフトが鉄塔を通過して揺れてムム!(><) 
ただしリフトはとても寒いです。
北望台登山口には五名峰展望台がありここから飯豊、朝日、月山、鳥海、蔵王の五名峰が望めます。 


(遠景 飯豊山)

ここから樹林の上りです。ナナカマドや足元にはゴゼンタチバナ、マイズルソウの実など 可憐な秋の実が山道を縁取っています。

人形石は岩礫の広い台地で大展望です。東吾妻の山と安達太良山の展望、西吾妻山への木道と大小の池塘が点在するお花畑、大凹湿原を見渡せます。
今は夏の名残をとどめているのみですが草紅葉が黄金色になびいてとても穏やかな湿原です。
大凹の水場を過ぎるとコース中唯一の岩ゴロゴロの急登、(わずかですが)上り切るとまた草原が広がり池塘が多く(いろは沼)池塘の中に青空が見えます。

(東吾妻山方面・・・西吾妻山)
好展望の梵天岩は一息入れるのにちょうど良い所です。
東吾妻連峰と安達太良山、北西方面は蔵王、飯豊山、朝日連峰も見えるそうですが、遠くはかすんでいて確認出来ませんでした。
オオシラビソの若い実が秋空いっぱいに手を広げています。

天狗岩も広い岩の台地で山の神を祭る吾妻神社があります。ここから緩いアップダウンがあり15分ほどで山頂です。
ここまで大展望なのに山頂だけがオオシラビソに囲まれて全く展望がなく狭く、次々登って来られるので山頂標識をカメラに収めてすぐに下り梵天岩まで戻り休憩します。
下りはカモシカ展望台を回って飯豊山にご挨拶(来年行きま〜す)をしてリフトを乗り継いで帰ります。
リフト下は燃える秋、豪華絢爛の錦です。 
コースタイム
白布湯本駅8:40(ロープウェイ&リフト)→北望台 9:20→人形石 10:15→梵天岩 11:15→山頂 11:40→カモシカ展望台 13:25→北望台 13:45→(リフト&ロープウェイ)白布湯本駅 14:45